■本サイトはプロモーションが含まれています

有酸素運動とは?有酸素運動と無酸素運動の違い。効果が出るのはどれくらいの時間から?

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、サイクリングや水泳など、酸素を使うことでエネルギーを発生させる運動のことをいいます。

運動をすると、何かしらの筋肉が収縮することでエネルギーを発生させるのですが、このエネルギーとなるATPと呼ばれているアデノシン三リン酸が有酸素運動をすることで作り出されることから、有酸素運動と呼ばれるようになりました。

有酸素運動をするとやせるといわれているのは、体脂肪を燃焼させるために酸素が必要で、その酸素をエネルギー源として運動をする仕組みが有酸素運動だからです。

運動の負荷としては、比較的に軽いものが多く、運動をしながら会話ができる程度の強度だと思っていれば問題ありません。

有酸素運動と無酸素運動との違い

無酸素運動というのは、バーベルを使った筋肉トレーニングのことなどを指し、扱う重量も重く、高強度です。

筋肉を収縮させてエネルギーを発生させる際に、酸素ではなく、糖が利用されます。

重たいものを持ったり、強度が高い運動をするときは、あまり長い時間動き続けることができないのでイメージが湧きやすいと思いますが、無酸素運動は比較的短時間の運動になりがちです。

つまり、短時間に力を凝縮させてやる運動が無酸素運動というのことになります。

無酸素運動は、一般的にはウエイトリフティングなどの筋力トレーニングや、短距離走などで、基礎代謝を増やしたり、筋力を増やすことを目的としておこなわれます。

脂肪を落とすことが目的の場合は、有酸素運動、筋力をつける場合は、無酸素運動が選ばれることが多いですが、実際には両方の運動を行き来しているため、バランス良く鍛えることが、ダイエットの近道になるでしょう。

効果的な有酸素運動の時間とは?

20分以上の有酸素運動をしないと、脂肪が燃焼しないという知識を持っている方も多いと思いますが、実はそうではないということが、最近の研究で明らかになっています。

人間の身体というのは、5分程度の運動でも、エネルギーを消費していますし、そのエネルギーを生み出すために、血液中の脂肪がしっかりと使われています。

20分以上運動をしないと脂肪が燃えないといわれていたのは、体脂肪の分解が始まるのが、運動をはじめてからおよそ20分が経過してから早まるという仕組みからきているものですが、5分で運動をやめたからといって、血液のなかからエネルギーとしてつかわれた脂肪が、分解されないということはありません。

20分以上の運酸素運動をしないと脂肪が燃焼しないと思っていると、どうしても運動の時間が長時間必要になってきますが、5分程度の運動を複数回やることでも十分脂肪燃焼効果がありますので、できる運動からこまめにやって、運動自体を習慣化させていきましょう。

効果の出る有酸素運動のやりかた

脂肪を燃焼させることが目的の場合、筋肉トレーニングなどの無酸素運動をやってから、有酸素運動をやるのがおすすめです。

これは、無酸素運動をすることで、脂肪を分解させるのに役立つホルモンが分泌され、基礎代謝がアップするためで、脂肪が燃焼しやすい状態をつくってから有酸素運動をやることで、効率的に脂肪が燃焼するためです。

ただし、無酸素運動の強度を高くしすぎると、負荷が強くなりすぎて、有酸素運動の時点でエネルギーが足りなくなる可能性があるため、すべての力を出し切ってしまわないぐらいの強度で無酸素運動を行ってから、有酸素運動をやるようにしてください。

運動を長年やっていないという人は、いきなり強度が高い運動から始めると、すぐに挫折してしまうので、軽いウォーキングぐらいから初めていきましょう。